履歴書の選び方から書き方までを詳しく解説
アルバイトを始めるときに避けて通れないのが履歴書の提出です。ここでは市販の履歴書の選び方、履歴書を書くうえで最低限押さえておきたいことについて解説します。
基本のキホン 履歴書の書き方を学ぶ ＜その１＞
履歴書の左側のページの書き方についてアドバイスします。
全般的な書き方
黒のボールペンで丁寧に書くというのが基本です。誤字・脱字に気づいたら書き直します。修正液は絶対に使わないようにしましょう。また、志望動機などのフリースペースの欄は空欄が目立たないようにぎっしりと書きます。志望動機が一行だけ、といったことにならないように。
アルバイトだからといって気を抜くことなくしっかりと書くことが重要です。
冒頭部分
氏名や住所、学歴といった履歴書の冒頭部分は何度も書いている項目のため粗雑になりがちです。丁寧に書くように心がけましょう。
【氏名】と【年齢】、”ふりがな”に注意
氏名や住所のふりがなは”ふりがな”と書いてある場合は平仮名で、”フリガナ”と書いてある場合はカタカナで書きます。氏名の横に押印の欄があれば、印鑑を押すことを忘れないようにしましょう（※１）。
年齢は満年齢を記述します。満年齢とは誕生日を迎えた時点で数える通常の歳のことです。
【住所】は省略せずに、【連絡先】は必要に応じて記入
住所は略さずに都道府県名から書くようにします。番地も”１−２−３”などとは書かずに”１丁目２番３号”と正確に書きます。
連絡先の書き方は質問の多い項目のひとつですが、履歴書に記載されているように、現住所以外にも連絡を希望する場合のみ記入すればよいです。携帯電話を持っておらず、一人暮らしで家を空けがちな人は実家の住所を書いておくといいでしょう。
【証明写真】も手を抜かない
証明写真は服装・髪型に気を配ります。高校生であれば制服、大学生以上の場合はスーツが無難です。「スピード写真でもよいのか？」という質問がよくありますが、答えは採用担当者によって変わってきます。アルバイトといえでもスピード写真でない方が確実であることは確かです。ちなみに就職・転職活動時の履歴書でスピード写真を使うことは避けましょう。
【日付】は履歴書を書いた日でないことに注意
一番上の日付は、持参する場合は持参する日、郵送する場合はポストに投函する日を記入します。記入した日でないことに注意しましょう。日付は記入漏れの多い欄ですので注意を払う必要があります。年度は西暦でなく年号で書きます。
学歴について
小学校卒業、中学校卒業の順で書き始めます。同校や高校、といった略語を使うことは避けます。学歴の欄は文字が雑になりがちな項目ですので、丁寧に書くように心掛けます。
年度は西暦でなく年号で書きます。卒業年月日早見表を使うと簡単に調べられます。また、長期のアルバイト歴がある場合は書いておいた方がよいでしょう。
なお、大学進学時に受験浪人した場合の記述方法ですが、１年間であれば特に記載する必要はないとされています。浪人生活が２年以上になる場合は通学した予備校名を書いておきます。
最後は以上で締めます。
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