コンビニ運営において発生する損失の色々

小売業の運営では様々な場面で思わぬ損失が発生します。コンビニエンスストアの売場で発生するロスについてまとめました。

廃棄ロスとは

仕入れた商品の販売期限が過ぎて、廃棄する時に発生するロスのことをいいます。

ファーストフード類のように賞味期限の短い商品は廃棄ロスが発生しやすくなります。逆に廃棄ロスを恐れて仕入れ数を減らすと、品切れが起こり今度は機会ロスが発生していしまいます。賞味期限の短い商品の発注はより重要な作業となります。

また、廃棄処理自体にコストがかかることも忘れてはいけません。

廃棄ロスを減らすためには、売れ筋の商品(仕入れ数の多い商品)をお客さんの目に留まりやすいゴールデンラインに陳列する、といった工夫が必要になります。

コンビニのアルバイトの志願者から「賞味期限の切れた食品をもらうことはできますか?」という質問がよくありますが、原則どのチェーン店でも認められていません。期待しないほうがよいでしょう。

機会ロスとは

商品の欠品により売上の機会を失うことをいいます(別名、品切れロス)。

廃棄ロスは、商品を実際に廃棄するわけなので目に見えて損失がわかりますが、機会ロスは目に見えないために損失に気づきにくいため注意が必要です。

売上の少ない蛍光灯などの日用品の品切れは深刻です。コンビニに日用品を買いに来るお客さんというのは、その商品のみを目的に来店することが多いため、目的の商品が欠品しているとお客さんの信頼を大きく損ねてしまいます。

廃棄ロスは短期的な損失、機会ロスは長期的な損失が発生するといえます。

棚卸ロスとは

棚卸の結果、お店に実際にある在庫の数と帳簿上の数が合わない場合があります。実際の在庫よりも帳簿上の在庫が少ないときに起きる損失を棚卸ロスといいます(別名、品減りロス)。

主に万引きや内引き、検品ミス、レジ打ちミスなどによって発生します。

従業員の教育徹底や防犯対策によって減らすことができます。

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